お知らせを更新しました♪

#中学生からのお手紙10

中学生からの手紙10

 

笠島豆富店さんへ

私たちは「働く」という観点から動画を見ました。でもやっぱり「家族の愛」が大きく伝わってきました。大きな機械もお金も充分にないなかで、ひかる君のために豆腐を作って本当にカッコイイなと思いました。ひかる君はまだ2歳という年齢で病気と闘って回復して、その頑張りで豆腐が完成したんだなと心から強く思いました。

私の学校でも「ひかるくんのおとうふ」は出ています。食べやすい大きさで栄養が沢山つまっているなんて知りませんでした。また豆腐を食べる機会はあるので、作ってくれた人達の思いを忘れずに食べたいです。そして一番身近にいる家族を大切にしたいです。ひかる君、お元気ですか。私もひかる君のように辛いことも乗り超えていきます!

 このお手紙は、1年生か2年生かわからないけれど、女子生徒さんからのものです。動画を見て「家族の愛」を感じ、自分も一番身近にいる家族を大切にしたい。。そして、辛いことも乗り越えていきます!ということ。
そのまま、その素直さをもって、ずっと成長していってほしいなぁと思います。「素直さ」って生きていく上でとても大事なことです。これから様々な人間関係を築いていかれると思いますが、「素直さ」は、良い人間関係を築くのに大切な鍵となります。家族間でも「素直」なのがいいですよ!

ところで、ひかるKunは元気です!19歳になりました。もともとダウン症候群という重度の知的障がいがありますが、白血病の治療を終えてからは、大きな病気もせずに成長し、昨年の春、福井南特別支援学校高等部を卒業しました。今は、福祉施設で作業をする毎日です。先週の土曜日、福祉施設の運動会があったのですが、利用者の方々は勿論、施設のスタッフの方々、親御さんたち、たくさんの方々に「ひかるKun!」と声をかけてもらえて、本当に幸せな子だなぁと思っています。6年前にアンビリバボーにでたことで、「ひかるKun」は、とんだ有名人になってしまいました(笑) 笠島家は、毎日わいわいガヤガヤ!元気に明るく生きています♪

 

 先日、授業で6年前のアンビリバボーの映像を観て、「働くことの意義」を話し合ったという14名の中学生からお手紙を頂きました。生徒さんたち全員のお手紙を少しずつアップしています。 ※掲載に関して、先生から許可を頂いています。