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自慢のおねえちゃん

「奇跡体験!アンビリバボー」に出演することで、私たち家族の歴史を振り返る機会を与えて頂いた笠島家です。

東京に居る娘も取材されたのですが、彼女もまた自分の家族を振り返ったようです。
二人の弟が障害児。二人が病気になるたびに幼い娘は、ひたすら我慢を強いられた。
親としては、彼女に何もしてあげられなかったという思いが今でもあります。
彼女なりに、受け止めてきた運命。

昨日、彼女のブログに書いてあった文章をコピペしました。
よくここまで成長してくれたなぁと思います。
運命共同体としては最高の我が子たちです!
長い文章ですが。。読んでやってください!

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私が受けた質問の中に、
「弟さん二人が障碍を持っていることで、Yさん(娘のこと)が苦労されたことはありますか。」
というのがありまして“あ~やっぱり、それ聞くのね(笑)”と思いました(笑)。

弟達が障碍を持っていることで、私が苦労したことは全くないです。皆無!
弟達の病気や障碍で様々な苦労をしたのは 両親や周りの大人の人達であって、姉の私が苦労に感じる事は無かったです。私も子供だったので、姉として弟達にしてあげられる事なんて限られていますし。
そもそもこの質問の“苦労”というのは、“世間からの負い目”とかそういう風な意味だと思いますが、それもあまり気にしたことが無いですし、私にとって希実也と光は“私の弟”“私の家族”なので、障碍を持っている事で何か負い目を感じる事なんて一切無いです。

私が中学2年生の時、私の教室が特殊学級教室の近くで、弟達が給食の準備をしている姿を見ていたクラスの男子が、「兄弟に障碍者が居たら嫌だよな。」と言っていたという事を友達から聞かされました(その友達も何で一々そんな事を報告してくんだ?と思ったけど…まあ、子供でしたから仕方が無いですね。)。
その時、私は初めて「あ、世間の目ってこういうもんか。」と現実を目の当たりにしました。
勿論、障碍を持っている人に対しての知識や理解の低さから、悲しきかな 差別が多い事はわかっていたつもりでしたが、もの凄く憤りを感じました。悲しいというより、怒りです。
“健常者”と呼ばれる人の方がよっぽど心に障碍を持っていると感じました。

この一件はどうしても私には受け入れ難い事だったので、担任の先生に私の感じている事や弟達に対する思いを全て話して、先生からその男の子達に指導していただきました。とても感謝しています。
男の子達も理解して反省してくれたようですが、私も落ち着いて気持ちを整理してみると、「周りに障碍を持っている人が居なければ、理解したり 受け入れたりする機会もないものだよな。」と思い、反省しました。
私が「理解しろ!」と声を荒げて押し付けた所で、どうにもならないです。
これを機に、少しでも理解してもらえたら良いなと思うようになりました。

この事は自分から親にも話したし、先生からも親に連絡が入りました。
その時に初めてお母さんから、「希実也と光の事で、由貴が周りから何か言われたり 辛い思いをしているんじゃないかと、ずっと心配だった。」と聞かされて、びっくりしました。
私はそんな親の心配をよそに、この一件が起きるまで 一度もそんな思いをした事がなかったし考えた事もなかったので!
逆にそんな心配を掛けていたのかと、申し訳ない気持ちになりました。

でも、きっとそれは、私がそんな事を気に留めなくて良いくらい 温かく恵まれた環境を 知らず知らずの内に親や周りの大人達が用意してくれていたんだろうなと感じました。
私は弟達の障碍と共に寄り添って生きて行ける環境で育ったので、逆に気付けない事や受け入れられない考えが沢山あるという事。
それは、とても贅沢な悩みなのだと思います。

私がいつもニヘラニヘラと笑って居られるのは、この家族のお陰です。
目の前に起こる出来事を、“起こるべくして起こっている事”“前向きな試練”と捉えられるようになったのは、「光が白血病で死んでしまうかもしれない」という試練を乗り越えられたからです。それに比べたら、私の目の前に起こる些細な出来事など全て鼻くそみたいなもんだわ!(あら、下品。)
私は素直じゃないので あまり声を大にしては言いませんが、この家族の一員である事を誇りに思っていますし、本当に感謝しています。

私は、世の中の人と全てを解り合う事は不可能だと思っています。
だからせめて、私と出会って下さった方には、私を通して何か少しでも色々な事を理解していただける機会になれれば良いなと思っています。