店主ご挨拶

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子どもの病気。それが始まりでした。
平成11年春、
我が家の次男:ひかる(ダウン症児/当時2歳)は
数日間 高熱がつづきました。
検査の結果は骨髄異形成症候群が
原因の急性骨髄性白血病と診断され、
急遽一年間の抗癌治療にはいりました。
わたしは医者ではありませんが、看病生活の中で、
親としてなにかできることはないかと考えました。
しかし、これと言って思い浮かぶこともありません。

日に日に痩せていく光の姿を見ながら生死の不安を抱え、
悶々と看病生活が続いたある日。
病院の備え付けの冷蔵庫の中を何気なくのぞくと、
病院食として出されたプリンやゼリーが
封も開けられずたくさんたまっていました。

「大好きなプリンやゼリーも食べられないほど、
抗癌治療の副作用で食欲がなくなったんだな!
よっぼどシンドイんだな・・・・・」

あっ!
その時、突然頭に浮かぶものがありました。
私は豆腐屋です。おとうふは最高の健康食品です。
プリンやゼリーのように、スプーンを使って
「いつでも食べられる状態のおとうふ」があれば、
デザート・おやつという形で弱った身体の栄養補給に
毎日簡単に食べさせられる・・・・・」

しかし あちらこちら何処を探しても
そのような一口サイズのおとうふはありませんでした。

ご存知のようにおとうふは健康食品ですが、
すぐに腐りやすく管理しずらい食品です。
空気に触れ、大きなおとうふを手の上で切っているうちに、
雑菌の巣窟となり不衛生です。

またすぐに食べないと離水(おとうふから出る水)と共に
「風味も栄養素」も流れだし、せっかくの健康食品も台無しです。
もし個別包装で食べ切りサイズのおとうふがあれば、
そんな問題も解決して、おまけにロスもありません。

自宅で切ったおとうふを無菌の病室にもって入るわけにはいかず、
どうしようかと思案していると、
主治医・看護婦さんが
「お父さんはお豆腐屋さんなんだから、あなたが自分で作ったら!
個食用のおとうふがあったら、
病院では患者さん、学校では子供たち、
そして家庭でも使えて、きっと喜んでくれる人が多いと思うけれど!
なんてったっておとうふが身体に一番ですよ!」

そんな病院の片隅で生まれたのが、
この「食べたい分だけ”ちょうどのおとうふ”」です。

我が子の健康回復のために作ったおとうふですが、
「なにもかけなくても食べれるおとうふ」
「衛生的で安心して使えるおとうふ」
「手間のいらない便利なおとうふ」等
たくさんのご評価をいただき、とても有り難いと思っています。

それ以上に
「愛のあるおとうふ!」
「ひかるKunから勇気をもらいました!」
「元気になれました、頑張ります!」などなど
皆様からとても光栄なメッセージをいただきました。

”ちょうどのとうふ”の「美味しさ・便利さ」はもちろんですが、
皆様がホットな気持ちになってもらえるよう、
今後とも”ちょうどのおとうふ”を通して
小さな勇気と笑顔をお届けしたいと思っています。